県指定 有形文化財
きゅうおおはらけじゅうたく おもや・ながやもん
旧大原家住宅 主屋・長屋門
杵築市杵築207
県指定 有形文化財
きゅうおおはらけじゅうたく おもや・ながやもん
旧大原家住宅 主屋・長屋門
杵築市杵築207
江戸時代の終わり頃に杵築藩の重職にあった大原家が居住した屋敷です。主屋【おもや】は杵築藩上級武家の住宅建築を伝える建物として貴重なものです。長屋門も大型の長屋門として貴重な建物です。
もっとくわしく
杵築市北台にある幕末から明治地代初期にかけて杵築藩の重職にあった大原家が居住した藩の御用屋敷です。18世紀前半〜19世紀初頭の建物と考えられています。主屋は木造平屋建ての寄棟造茅葺き建物です。杵築藩の御殿を移築したと伝えられていますが、明らかではありません。数寄屋風【すきやふう】意匠の住宅を、風格ある式台玄関を付けた書院造意匠の住宅に改造した杵築藩上級武家の住宅建築として貴重なものです。
長屋門は、木造平屋建ての切妻造桟瓦葺き建物です。屋根が茅葺きから瓦葺きに替えられ、一部が失われているものの、杵築を代表する大型の長屋門として貴重な建物です。
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指定年月日 平成22年3月30日 -
記号番号 建第213号 -
種別 建造物 -
所有者 杵築市